「ファイアパンチ」<藤本タツキ>を読んだ感想。無料漫画に登場、正義とは何か?

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無料アプリ漫画、少年ジャンプ+で
第一話が2016/4/18に掲載されました。


正義とは何か?

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カニバリズム…
通常ならばタブーとされる行い。

しかし、人間が生きていけるか
分からない極限状況下ですらこの行いは
悪なのか?

この物語は、凍土に支配されてしまった
世界で農作物・家畜は育ちにくく、
狩猟でも動物が捕らえにくい状況となっ
ている。

主人公アグニは、祝福者と呼ばれる
特殊能力者で体が傷ついてもすぐに再生
する能力を持っていた。

 

アグニが住む村には老人が数人と自分の
妹がいて、アグニは自分の腕を切り落と
し、それを村の皆に分け与え、
食べてもらうことにしていた。

こんな暮らしをしていたとき、
別の地域からヘリで兵士が食料補給、
人材補充のために押し寄せてきた。

 

村の調査で切り落とされた腕を発見した
兵士は上官にこのことを報告。
祝福者であった上官は二度と消えない炎
を用いて村と人々を焼き払ってしまう。

消えない炎と無限に続く再生…

 

村の教えと妹の遺言「生きて」の言葉
を胸に、復讐のために生き続けること
選び、8年かけ、完全にではないが
炎を克服する。

とてつもない衝撃だった。
あらゆる設定に狂気を感じる。

自らの腕を切り落とすことに痛みを
感じないわけではない。

 

それを分け与える姿はさながら聖者
の具現化だ。

 

妹が子供を作ろうと迫るシーンが
あり、ここも背徳的だが、
状況とアグニの人間性を考えると
当然に感じてしまう。

だからこそ、
全てを燃やし尽くした上官に怒りがわく。

 


一方的な正義の押し付けは圧倒的な悪だ。

 

必死に生きようとした村を侮蔑し、
聖者を一人の怪物にしたこの上官には
苦しみぬいたうえでの相応しい死を望む。

 

今後、
アグニの生き様がどうなるかを
目に焼き付けていきたいと思う。

 

 

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