「邪悪な虫」<エイミースチュワート>を読んだ感想。虫嫌いが増長するコラム本。

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「邪悪な虫」は
ニューヨーク・タイムズ紙に載って
いた邪悪な虫たちの生態についての
コラムをまとめた本です。

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食害、毒、環境汚染、ウイルスの
媒介等ありとあらゆる手段を用いて
人類に損害を与える邪悪な虫たちの
姿がこの本には描かれています。

アフリカンバットバグ、
オオスズメバチ、
ブラジルサシガメ、というような
感じで種類別にどういった生態を
持つか、実際にどういった悪影響
を引き起こし、どういった事件を
引き起こしたのかについて、
詳しく解説されています。

 

その虫の項目ごとに口絵として
載っている邪悪な虫のイラストたちは、
細かい点描で禍々しく描かれており、
この絵を見ただけで虫嫌いな人なら
震え上がってしまうほどでしょう。

 

個人的にはこの絵を見るだけでも
買った価値があったと思います。
それくらい完成度の高く素晴らしい
イラストなので、画集感覚で買う
のもよいと思います。

 

肝心の文章の内容ですが、
新聞に載っていたコラムなので少し
分かりにくい固い文章ではありますが、
大変興味深く面白い生態や事例ばかり
が紹介されています。

 

中でもアリ・ハチなどの刺咬性生物
に襲われた場合の痛みを数値化した
リストは特に興味深いものでした。

 

これは昆虫学者
ジャスティン・シュミットが、実際
に刺されてみてその痛みを詩的な
描写でリスト化しているものです。

 

レベル1は軽く、
一時的でフルーティーとも言える。
から始まり、4.0+ともなると、
燃え立つ炭の上を7センチ以上の
錆釘は刺さった踵で歩くような痛み、
というように読むだけで「痛み」
が伝わってくるような迫真の文章
記録です。

 

 

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