「結晶銀河 (年刊日本SF傑作選)」を読んだ感想。傑作揃い短編SF集

 

SFというと今となっては、
手が出しにくいジャンルの一つなって
しまっている感が否めないというのが
現状でしょう。

広告

しかし、
星新一の作品は読んだことのある
という結構多いのではないでしょうか?

 

星新一の文章は短く読みやすく題材も
マイルドなものが多いので、
気軽に読むことが出来るという特徴が
あります。

 

そんな方にSFの次のステップに進む
ためにおすすめしたい本が、
この「結晶銀河」です。

 

創元SF文庫では、
毎年その年の傑作短編SFをまとめた
本を出しており、これはその中でも
2011年に出版されたものです。

 

この本は、沖方丁や長谷敏司といった
ライトノベル界隈で活躍中の面々の
文章が載っているのが特徴で、
SF中では読みやすく同時に読み応えの
ある読み物を体験することができます。

 

個人的なオススメは、
まず津原泰水「五色の舟」です。

 

これは第18回文化庁メディア芸術祭・
マンガ部門大賞を受賞した五色の舟
の原作小説で、見世物小屋で働く奇形
の家族たちが懸命に生きる様子を描いた
SF作品です。

 

小説ならでは想像の余地がある分私は
漫画より原作の方が好きでした。
大賞をとった作品だけあり、
だれが読んでも面白く感動できる作品
となっています。

 

次に紹介したいのは、
先ほどあげた長谷敏司の「allo,toi, toi」
です。
これは強姦殺人を犯した児童性愛者が、
治療の一環として頭のなかに人工の
少女を植え付けられるというシビアな
内容の小説です。

内容が内容だけに人を選ぶ作品ですが、
全編を通して哲学的な問いかけが主題
にあり、とても考えさせられる
ストーリーが展開されていきます。

Pocket

ABOUTこの記事をかいた人

エラスチンは身体にいいもの!! 卓球大好き、綺麗になる事勉強中。 体にいい事・気になることなど書いていま~す。 アラフィフ女子の奇想天外なこと面白おかしく発信しています♪