「ナミヤ雑貨店の奇蹟」<東野圭吾>を読んだ感想。気軽に読めます。

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東野圭吾さんは個人的に好きな作家
さんです。
重たいテーマも上手に書かれるの
ですが、この「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
は、とても爽やかなティーン向け
とも言える作品だと思いました。

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雑貨店の郵便口を通して、
過去と未来が繋がり、
様々な人間模様が描かれます。
いわゆるタイムスリップものなの
ですが、
(但しタイムスリップするのは手紙のみ)、
そういった作品にありがちな、
無理な感じが少ないと思います。

 

相談事を書いた手紙が、過去と
未来を行き来し、現実の悩める人々
の道を照らします。

 

それぞれ、簡単に結論の出せない
難しい問題に直面し、どの道を
進めばいいのか悩んでいますが、
手紙に後押ししてもらいたいだけの
人もいれば、手紙に反発して違う道
を選ぶものもいます。

 

この作品を読んで感じたのは、
アドバイスは大切だけど、
どの道にしろ、誠実に一生懸命
生きるしかない、ということです。

 

だけど、赤の他人が自分のことを
一生懸命考えてくれるというのは、
それだけで嬉しいですね。

 

この返事を返している店主のような
人が増えたら素晴らしいですし、
まずは自分がそう出来るようであり
たいと思いました。

 

この雑貨店には、たくさんの悩み事
の手紙が届きますが、その中に、
一枚白紙の手紙があります。

 

その手紙に対する店主の返事が秀逸
です。それを読んで、あぁ、これは
若い人たちに読んでもらいたい本だ
と感じました。

 

結局奇蹟を起こすのは人間なのかも
しれません。
読後、ほっこりと心の温まる良い
作品でした。

 

 

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