「うたうとは 小さないのちひろいあげ」<村上 しいこ>を読んだ感想。真の友情とは?

 

タイトルにひかれ手に取った1冊です。
表紙の女の子の視線が、心に突き
刺さるように訴えかけてきたので

読んでみることに。

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主人公は高校1年生の白石桃子。
年齢が、自分の子供ほど違うので
もしかしたら感情移入しにくいの
ではないかと躊躇しました。

 

 

しかしそんなことは全くの杞憂で
自分自身も同じようなことで
悩んでいたなぁと
胸がキュッと
なるお話でした。

 

 

いじめで不登校になった友人・綾美
の心を開かせたいのに
うまくいかない
もどかしさ。

 

 

綾美の心の闇を覗くのが私は怖くて、
だけど桃子にも勇気を出してもらい
たくて
祈るような気持で読み進めて
いました。

 

ひょんなことから入部した「うた部」
の先輩方やクラスメートとのかかわり
の中で、
二人の歯車がゆっくりと再び
回り始めていきます。

うた部というのは、俳句を作る部活です。
顧問の難波江先生や先輩である、
いと先輩・業平先輩たちのキャラが
しっかりしていて

笑ったり、泣いたり、勇気づけられたり
まるで、自分が高校生に戻ったかの
ようなピュアな気持ちを思い出させて
くれました。

 

男勝りのいと先輩が、業平先輩に片思い
しているシーンは、
彼女を抱きしめて
あげたくなるくらい可愛いです。

 

桃子を憎んでいた綾美が、ラストで素直
に自分の気持ちを吐き出したシーンが

心にとても残りました。
桃子に向けて歌った俳句が、タイトル
と結びついて胸がいっぱいになります。

その空気感まで伝わるような描写に、
すっかり感心させられました。

 

うた部での二人の活躍や、先輩たちの
その後が続編になればいいのにと

読み終えた後、思いました。
爽やかな読後感のある青春小説です。
不器用だけど、懸命だったあの頃を
思い出させてくれました。

 

 

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エラスチンは身体にいいもの!! 卓球大好き、綺麗になる事勉強中。 体にいい事・気になることなど書いていま~す。 アラフィフ女子の奇想天外なこと面白おかしく発信しています♪