「ようこそ、わが家へ」<池井戸潤>を読んだ感想。身近に潜む問題を追及。

 

「ようこそ、わが家へ」の作者である
池井戸潤さんといえば、
ドラマ半沢直樹の原作者として一躍有名
になった作家です。
その池井戸潤さんが書いたこの本は、
身近に潜む問題について鋭く追及した
作品となっています。

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その問題とは、
とある男に対し駅でのちょっとした
マナー違反を注意した主人公が、
ストーカーや嫌がらせの被害に遭う
というものです。

 

これは決して作品中だけにおさまる
ことではなくて、誰もが心当たりの
あるような問題です。
それだけに、
得体のしれないゾッとした印象を
読後に抱きました。

 

 

善意のつもりでしたことが、
思わぬ形で反感を買ってしまうきっかけ
になってしまうというのは、
現代ならではといえるかもしれません。

 

また、都会は誰とも知らない多くの人と
生活をしていくことになりますので、
この作品のようなトラブルに遭遇し
やすいです。

 

それならば、
誰ともかかわらないでいればそれで良い
のかという発想になってしまいますが、
それではあまりにもさびし過ぎます。

 

 

この作品に出てくる犯人は、
あの手この手を使って嫌がらせをして
きます。
それは明らかに度が過ぎた行為なので
すが、警察でもそう簡単に対処する
ことができず家族全員で対策をして
いきます。

 

 

たった一つの行動からここまで
巻き込んでしまうというのは、
リアリティーがたっぷりで怖さを感じ
ました。

 

ただ、だからこそ集団の中でどう
振る舞えば良いのか考えさせられる
きっかけになりましたし、
読んでいて心に迫るもののある重厚な
作品だと思いました。

 

 

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エラスチンは身体にいいもの!! 卓球大好き、綺麗になる事勉強中。 体にいい事・気になることなど書いていま~す。 アラフィフ女子の奇想天外なこと面白おかしく発信しています♪